今日は、算術演算子について学んだことをお話しします。

算術演算子について
数値は四則演算することが可能です。四則演算で利用するものを算術演算子といいます。
主な算術演算子は以下のとおりです。
+ → 足し算(例: 5 + 3 → 8) 文字列と文字列をつないだり、文字列と変数をつなぐときにも使える
- → 引き算(例: 10 – 4 → 6)
* → かけ算(例: 7 * 2 → 14)
/ → 割り算(例: 20 / 5 → 4)
% → 割った余り(例: 10 % 3 → 1)
** → 累乗 2×2×2は2**3と記述する (例: 2 ** 3 → 8)
どの算術演算子もなじみがありますが、割った余りを表す%は、なじみがありません。
これは一体どういうものでしょうか。
%(余り)について
%は割った余りときの余りを意味しています。
例えば、 i % 3 == 0というコードがあった場合、これはiを3で割ったときの余りが0かどうかを判定しています。~Crebitテキストより~
iの値 | i % 3の余り(余り) | 条件を満たすか? |
1 | 1 | × |
2 | 2 | × |
3 | 0 | 満たす |
4 | 1 | × |
5 | 2 | × |
6 | 0 | 満たす |
それでは、%はどのような場面で使われるのでしょうか?
%は以下のような活用例があります。
■活用例1:偶数・奇数を判定する
let num = 7;
if (num % 2 == 0) {
console.log(“偶数です”);
} else {
console.log(“奇数です”);
}
■活用例2:繰り返し処理に区切りを入れる
for (let i = 1; i <= 10; i++) {
console.log(i);
if (i % 5 == 0) {
console.log(“← ここで区切り”);
}
}
まとめ
算術演算子は数値を扱う基本的なルールです。
%(余り)は一見なじみがないですが、偶数・奇数の判定や繰り返し処理で区切りに役立ちます。
今後の学習で使い方を身につけていきたいと思います。