今回は、論理演算子について学んだことをお話しします。

論理演算子とは
~Crebitテキストより~
論理演算子は複数の条件を組み合わせたいときに使います。
JavaScript では主に以下の3つがあります。
- &&(AND)
- ||(OR)
- !(NOT)
◆&& (AND)
左側の条件と右側の条件の両方が成り立つときにだけ使える記号。
両方の条件が成り立つときに「true」になります。
let x = 10;
let y = 20;
if (x > 5 && y > 15) {
console.log(“条件を両方満たしました!”); //true && true → 実行される
}
◆|| (OR)
左側の条件と右側の条件のどちらか一方が成り立つときに使える記号。
どちらか一方でも条件を満たせば「true」になります。
let a = 3;
let b = 8;
if (a > 5 || b > 5) {
console.log(“どちらかの条件を満たしました!”); //false || true → 実行される
}
◆!(NOT)
真(true)を偽(false)に、偽を真にするときに使います
console.log(!true); //falseと表示される
console.log(!false); //trueと表示される
&&と||は使う場面をイメージしやすいですが、!はどういった場面で使われることが多いのでしょうか?
!をよく使う場面
①フラグが false のときだけ処理したい
let isLoggedIn = false;
if (!isLoggedIn) {
console.log(“ログインしてください。”);
}
②値が存在しないときに処理したい
let userName = “”;
if (!userName) {
console.log(“ユーザー名を入力してください。”);
}
③状態を ON/OFF で切り替えたい
let isLightOn = false;
// スイッチを押したとき
isLightOn = !isLightOn;
console.log(“ライトの状態:”, isLightOn ? “ON” : “OFF”);
④ガード条件(入力チェック)を簡単に書きたい
function greet(name) {
if (!name) {
console.log(“名前を入力してください。”);
return;
}
console.log(“こんにちは、” + name + “さん!”);
}
greet(“”); // 名前を入力してください。
greet(“太郎”); // こんにちは、太郎さん!
まとめ
論理演算子&&と||は理解しやすいですが、!(NOT)は最初は少しわかりにくいといった印象でした。
しかし実際には フラグ管理・入力チェック・状態切り替え など、使いどころが多いですね。
今回の学習を通して、!をもっと活用できるようになりたいと思いました。