講師のKです。
レッスン用のオリジナルテキストがついに完成しました!
作成期間は約2ヶ月。途中で悩んで手が止まったりもしましたが、なんとか形にすることができました。
せっかくなので、今回の制作で特に苦労したことを3つご紹介します。

1. 序章の文章案
テキストは「序章(導入)→本題(文法・例題)→実践問題→まとめ(要点整理表)」という流れにしています。
一見シンプルに思える序章ですが、最初はなかなかしっくりくる文章が作れず苦戦しました。
序章では、前回のレッスンを簡単に振り返り、今回の内容を紹介します。
頭で考えているだけでは良い文章が浮かばず、思い切って手を動かしながら書き進めてみたら意外とうまくいきました。
プログラミングも同じで、頭の中だけで完璧に設計するより、実際にコードを書きながら考えたほうがアイデアが湧くことがありますね。
「悩んだときはとりあえずやってみる!」
という感覚が、前に進むための一歩になると実感しました。
2. 実践問題の作成
実践問題は、レッスンで学んだ文法や例題をもとに取り組む問題です。
ここでは特に「難易度調整」に苦労しました。
文法を理解していても、文章問題を読み解き、コードに落とし込むのは初心者にはハードルが高いからです。
しかも実践問題は、僕の開発経験をもとに作っているので、どうしても複数の技術を組み合わせる必要が出てきます。
一般的な書籍では、シンプルな例題だけか、逆に300行以上の大規模コードを丸ごと載せるか、極端なものが多い印象です。
今回はその中間を狙い、最初に想定していたコード量を半分にしたり、一部をあらかじめ書いてヒントとして提示するなど工夫しました。
最初から100%を目指さない、後から直せばいい!
という気持ちを持つことが大切であると実感しました。
100%を目指すこと自体は悪いことではありませんが、達成できなかったときに大きく落ち込んでしまうので、まずは80%くらいを目標に進めると気持ちが楽になります。
まだ改善の余地はありますが、ひとまず「これなら行ける!」と思える形に仕上げました。
3. 例題の内容
例題では、定番の「Hello, World!」という表示はあえて使っていません。
プログラミングの世界では定番の文字表記なのですが、僕が学び始めた頃、「なぜ毎回ハローワールドなんだろう?もっと別の言葉はないのかな?」と感じていたからです。
そこで、そんな「お決まりルール」は一度外して、新しい言葉をできる限り選んでみることにしました。
とはいえ、あまりマニアックすぎると初心者にはとっつきにくいので、共感しやすい話題や身近なテーマを選ぶようにしました。
ただ、共通の話題やテーマは、単純になりがちで飽きやすい面もあるため、話題選びにはかなり気を配りました。
単調さを壊すのも工夫のうち!
読んでいて楽しく、次のレッスンもやりたくなる!ような構成を意識して作りました。
もしこのCrebitのテキストにご興味があり、プログラミングを学んでみたいと思った人は、ぜひ無料相談会をご検討ください。
相談会やレッスンでは、興味のある話題をベースにレッスンを展開することも可能です。
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