昨日、N先生から「すごくためになる論文があるから読んでみて」とおすすめされて、情報Ⅰに関する研究論文を読んでみました。
読んでみてまず驚いたのは、教科書会社によってこんなにも内容の教え方が違うのか!ということ。
同じ科目でも、アプローチの仕方が全然違うんですね。
そんな中で、「そういえば情報Ⅰって今年から共通テストで出題されたっけ?」と思い出し、気になったので実際に解いてみました!
情報Ⅰの出題範囲と構成
「情報Ⅰ」は以下の4つの領域から構成されています。
- 情報社会の問題解決
- コミュニケーションと情報デザイン
- コンピュータとプログラミング
- 情報通信ネットワークとデータの活用
共通テストでは、このうち 「情報社会の問題解決」以外の3つの領域 から幅広く出題されていました。
配点は以下の通りです。
- 第1問:20点
- 第2問:30点
- 第3問:25点
- 第4問:25点
(合計100点)
出題内容の概要
- 第1問:セキュリティ、ハードウェア(セグメント)、チェックディジットの仕組み、UIデザイン
- 第2問:スーパーマーケットでの情報管理システム(データベース)、お釣り管理の論理問題
- 第3問:プログラミング(配列・二重ループ)
- 第4問:観光庁の旅行・観光消費動向調査データを使った統計問題
解いてみた感想
正直、とてもいい問題がそろっていました☺️
単なる知識を問う問題ではなく、実際の場面設定を理解しながら考えるタイプの問題が中心。
「なるほど、こういう出題なら、ITにあまり馴染みのない人でも無理なく興味を持つことができるし、IT学習者やエンジニアにとっても、自分のスキルを自然に確認できていいな〜」と感動しました!
ITを活用するすべての人におすすめの資格として「ITパスポート試験」があります。
ただ、内容がどうしても実務寄りで堅く感じる部分も多く、勉強のモチベーションを保つのが難しいと感じる人もいるかもしれません。
その点、この「情報Ⅰ」は題材が身近で、自然と「考える力」を養える構成になっていると感じました。
またITパスポートの上位資格に「基本情報技術者試験」というものがありますが、第3問のプログラミングに関しては、それと遜色ないほどの難易度だったように感じました。
これからITパスポート、基本情報技術者を受けようと思っている人は、まず情報Ⅰの内容に触れてみるのもアリだと思います。
結果と全国平均
全国平均点は 69.26点。
思っていたよりも高くて、これにもびっくりしました。
ちなみに僕の点数は 90点 でした。
統計の部分で忘れていた知識があったのと、読解力不足によるミスもありましたが、それでも満足できる結果です。
「プログラマーなのに満点じゃないの?」と言われてしまいそうですが……まあ、そう言われてしまうと確かにその通りかもしれませんね💦
第3問のプログラミング問題はしっかり満点でしたので、ひとまずプログラマーとしての面目は保てたかなと😅
ただ、やっぱり国語力が問われる部分も多いので、そこは今後の課題ですね。
興味のある人へ
もし興味のある人は、
「共通テスト 情報Ⅰ」で検索すると、問題と解説が公開されています。
とてもよくできた問題なので、ITやプログラミングに関心がある方はぜひ一度チャレンジしてみてください!
