最近、こんな経験ありませんか?
- 本物そっくりの詐欺メールが届いた
- SNSで見たニュースが、あとでデマだと知った
- AIに聞いたら間違った答えが返ってきた
- 知らないうちに怪しいサイトに登録してしまった
昔は「デジタル機器(パソコン等)をよく使う人」に多い問題でした。
でも今は違います。
スマホを持っている時点で、年齢に関係なく、私たち全員がインターネットの当事者です。
つまり――
情報リテラシーは、もはや「一部の人のスキル」ではない。
全員に必要な「生きる力」 になっています。
情報リテラシーって何?
難しく聞こえますが、意味はシンプルです。
情報リテラシー = 情報を正しく疑い、正しく使う力
たったこれだけ。
- すぐ信じない
- だれが書いたか確認する
- 本当かどうか調べる
- 危険を見抜く
- 情報を正しく使う
こうした力のことです。
リテラシーがないと、どうなる?
ちょっとリアルな話をします。
今のインターネット社会では、
- フィッシング詐欺
- フェイクニュース
- 闇バイト勧誘
- 個人情報流出
- ディープフェイク動画
こうした危険が普通に転がっています。
つまり、信じやすい人から損をする世界になっているんです。
昔は「知らなかった」で済んだかもしれません。
でも今は、知らないことそのものがリスクになります。
とはいえ、
「じゃあ、何も信じなければいいんでしょ?」
「インターネットなんて使わなければ安全じゃない?」
そう考える人もいるかもしれません。
- ネット通販は使わない
- SNSもやらない
- 余計な情報は見ない
- YouTubeを見るくらい
「だから自分は大丈夫」
たしかに、それでトラブルに遭う確率は下がるかもしれません。
でも、実はそれも 安全とは言い切れません。
たとえば最近話題の ディープフェイク。
AIによって作られた、「本物そっくりのニセ動画」です。
YouTube などの動画サイトでは、本物と区別がつかない映像が普通に流れてきます。
もしその動画を、
「本当に起きた出来事だ」と信じてしまい、それを周りの人に「これ本当らしいよ」
と広めてしまったら、どうなるでしょうか?
- デマの拡散者になってしまう
- 誰かを傷つけてしまう
- 社会に混乱を生んでしまう
つまり、「無意識に影響は受ける」
これが今のインターネット社会なんです。
だから大切なのは、「何でも信じる」ではなく「何も信じない」でもない。
その間。
👉「正しく疑い、正しく使う力」
それが情報リテラシーです。
逃げるのではなく、
怖がるのでもなく、
理解して、うまく付き合う。
それが、これからの時代に必要なスタンスだと、僕は思っています。
生成AIを使う人の心得
特に今の時代、生成AIを当たり前のように使う人が増えてきました。
さまざまなAIサービスが身近になっています。
もはや、
・なんとなくAIに聞く
・何もせずにAIが最適っぽい回答を提示する
そんな時代ですよね。
とても便利ですし、正しく使えば最強の相棒になります。
でも、AIは「魔法」ではありません。
使い方を間違えると、間違った情報を信じたり、トラブルに巻き込まれたりすることもあります。
だからこそ、AIを使う人にも 情報リテラシー が必要なんです。
ここでは、生成AIを使うときに意識してほしいポイントを、一つずつ見ていきましょう。
✅ 情報の裏付けを確認する
AIは、それっぽい文章を作るのがとても得意です。
でも、「正しい」=「AIが言った」ではありません。
間違った内容でも、自信満々にそれっぽく答えてきます。
これを ハルシネーション(もっともらしい嘘) と呼びます。
だから、
- 本当に正しい?
- 出典はある?
- 他のサイトでも同じこと言ってる?
こうした 裏取り が大切です。
AIの答えは「参考意見」くらいに思っておくのがちょうどいいです。
もちろん、最近のAIは精度がとても高いですが、やはり間違った答えも提示してくるもの事実なので、AIだからと思い込むのは禁物です。
✅ 常に同じ答えを返すとは限らない
同じ質問をしても、
- さっきと微妙に違う答え
- 表現が変わる
- 内容がズレる
こういうこと、普通に起きます。
AIは「計算機」ではなく確率的に文章を作る仕組み だからです。
つまり、AI=絶対的な正解マシンではないということ。
重要な判断を、そのまま丸投げするのは危険です。
✅ 知的財産権の侵害に注意する
AIが作った文章や画像。
「自由に使っていい」と思っていませんか?
実はここ、かなりグレーです。
- 既存作品に似すぎてしまう
- 著作権を侵害する可能性
- 商用利用NGのケース
など、法的トラブルにつながることもあります。
特に
- ブログ
- YouTube
- 商売利用
をする人は要注意。
「出典」「利用規約」「商用OKか」必ず確認しましょう。
✅ 無料のサービスにはワケがある
最後に、これも大事。
「無料だからラッキー!」
…ではありません。
多くの無料サービスは、
- 広告収入
- データ収集
- 入力内容の学習利用
こうした仕組みで成り立っています。
つまり、あなたのデータが対価になっている場合もある、ということ。
個人情報や機密情報を、気軽に入力するのは危険です。
「これは外に出て困らない情報かな?」と考えてから使いましょう。
まとめ
生成AIはとても便利です。
でも、「何でも信じる」「何も考えず使う」これは危険。
だからといって、「怖いから使わない」これも、もったいない。
大切なのは
👉 正しく理解して、賢く付き合うこと。
これも立派な 情報リテラシーの一部 です。
AI時代を生きる僕たちにとって、
「ただ使えること」よりも「正しく使えること」の方が、ずっと大切なのかもしれません。
