今回は、算術演算子の中でも「+」について学んだことをお話しします。

+について

算術演算子の中でも、+は足し算で使いますが、他にも文字列と文字列をつないだり、文字列と変数をつなぐときにも使います。
これは${ }で書き換えることができます。テンプレートリテラルといいます。シングルクォーテーションやダブルクォーテーションではなく、バッククォート「`」で書きます。)

~Crebitテキストより~
let name = prompt ( ” あなたの名前を教えてください ” ) ;
alert( “こんにちは、” + name + “さん!” ) ;

書き換え後
let name = prompt ( ” あなたの名前を教えてください ” ) ;
alert( ` こんにちは、${name} さん!` ) ;

 i += や i ++ について

繰り返し処理には、for文とwhile文があり、変数を1ずつ増やすことがよくあります。
基本形は i = i + 1 ; です。これは i += 1 ; や i ++ ; と書き換えることができます。
例文は以下のとおりです。

~Crebitテキストより~
for ( let i = 0 ; i < 100 ; i = i + 1 ) {
console.log( ” サーモンとマグロが食べたい!” ) ;
}

書き換え後①
for ( let i = 0 ; i < 100 ; i ++ ) {
console.log( ” サーモンとマグロが食べたい!” ) ;
}

書き換え後②
for ( let i = 0 ; i < 100 ; i += 1 ) {
console.log( ” サーモンとマグロが食べたい!” ) ;
}

まとめ

  • + は「数値の足し算」と「文字列の結合」の2つの役割がある
  • テンプレートリテラルを使うとコードが読みやすくなる
  • i を1増やす方法は i = i + 1; / i += 1; / i++ の3種類

+だけでもいろいろな書き換え方法がありますね。
全部覚えようとすると混乱するので、まずは基本形を理解して、慣れてきたら短い書き方も取り入れていくと良いと思いました。