今回は、比較演算子について学んだことをお話しします。

比較演算子について
~Crebitテキストより~
比較演算子とは、左と右の2つの値を比べて、「条件が合っているかどうか?」を調べるために使うものです。
代表的な比較演算子は次の通りです。
演算子 | 意味 | 例 |
== | 等しいか? | x == 1 (xは1と等しい) |
!= | 等しくないか? | x != 1 (xは1ではない) |
> | より大きいか? | x > 1(xは1より大きい) |
< | より小さいか? | x < 1(xは1より小さい) |
>= | 以上か(含む) | x >= 1(xは1以上) |
<= | 以下か(含む) | x <= 1(xは1以下) |
数字以外でも使える?
比較演算子というと「数字を比べる」イメージが強いですが、実は数値以外にも使うことができます。
①文字列の比較(Unicode 順)
console.log(“apple” < “banana”); trueと表示されます
console.log(“Zoo” < “apple”); trueと表示されます (大文字Zは小文字aより前)
◆使われる場面:辞書順ソート(名前順、単語順)、ユーザー入力の確認、検索やフィルタリングなど
②ブール値(「真(true)」か「偽(false)」の2つだけを表す値)の比較
console.log(false < true); trueと表示されます (false → 0, true → 1)
◆使われる場面:条件式で真偽を数値のように扱うとき
③配列の比較
console.log([1, 2] == “1,2”); trueと表示されます (配列が文字列に変換される)
◆使われる場面:ユーザーが入力したリストと正解リストの比較、並び順や要素が同じかどうかの判定
まとめ
比較演算子は数値の大小比較だけではなく、文字列・真偽値・配列など、さまざまなデータ型にも使えることを学びました。
文法ひとつとっても奥が深く、学べば学ぶほど新しい発見があると感じました。