以前の記事「プログラムの書き方は1通りじゃない」 では、
プログラミングは「数学の問題を解くのに近い」という話をしました。
その流れで、こんな不安を感じた人もいるかもしれません。
- 数学が苦手でもプログラミングはできるの?
- 文系出身だけど大丈夫?
結論から言うと、多くの人にとって数学が苦手でも、まったく問題ありません。
むしろ、文系出身の強みが活きる場面もたくさんあります。
正確な結論:算数ができる程度で十分
まず、はっきりさせておきたいのはここです。
👉 一般的なプログラマーとして仕事をする分には、高度な数学を求められる場面はほとんどありません。
実際に多くの現場で必要なのは、
- 四則演算
- 割合
- 比較
- 順序立てて考える力
つまり、小学校レベルの算数(足し算、引き算、掛け算、割り算)ができれば十分 です。
JavaScriptやWeb開発、業務システムなどでは、「数学の公式を使う場面」よりも、
- 条件を整理する
- 手順を考える
- バグの原因を論理的に探す
といった力のほうが圧倒的に重要です。
文系出身の強みが活きる理由
実は、プログラミングでは文系的な力がよく使われます。
- 仕様書を読む力
- 相手の意図をくみ取る力
- 分かりやすく説明する力
- バグの再現手順を言語化する力
これらは、文章を読んだり書いたりする経験が多い人ほど強い 傾向があります。
そのため、
数学が苦手 = プログラミングに向いていない
ということは、まったくありません。
ただし「分野によっては数学が必要」なのも事実
ここが、もう一歩踏み込んだ 正しい結論 です。
プログラミングと一口に言っても、
目指す分野によって必要な数学レベルは大きく変わります。
アルゴリズム系・超一流企業を目指す場合
例えば、
- Amazon
- Meta などのトップ企業
- 競技プログラミング
- アルゴリズム特化職
こうした分野を本気で目指す場合は、
- 高校数学全般
- 場合によっては大学レベルの数学
が必要になることがあります。
ただし、これはかなり専門性の高い進路 です。
データ分析・機械学習を仕事にする場合
データ分析や機械学習を主軸にする場合は、
- 微分・積分
- 統計学
- 線形代数
といった数学知識が、実務でも必要になる と言われています。
これは「プログラマー」というより、
データサイエンティスト寄りの職種 です。
まとめ
- 一般的なプログラマーになるのに高度な数学は不要
- 算数ができる程度で十分
- 文系出身の強みはむしろ活きる
- ただし、アルゴリズム特化、データ分析・機械学習を目指す場合は数学が必要になる
大切なのは、
「数学が得意かどうか」より、
何を作りたいのか、どの分野を目指すのか
です。
数学が苦手だからといって、プログラミングを諦める必要はまったくありません。
まずは、作りながら考えるプログラミング から始めてみましょう!
