「プログラミング的思考」という言葉を、最近よく耳にするようになりました。
- 子どもの教育に大事
- 将来役に立つ
- 論理的思考力が身につく
そんな説明を聞く一方で、こんな疑問を持つ人も多いのではないでしょうか。
プログラミング的思考って、本当に必要?
それって、プログラミングをしないと身につかないの?
今回は、この疑問に正面から答えてみます。
そもそも「プログラミング的思考」とは?
とても簡単に言うと、プログラミング的思考とは次のような考え方です。
- 物事を小さく分けて考える
- 手順を順番に整理する
- 条件によって分けて考える
- うまくいかなかったら修正する
特別な能力というより、
「どうすれば目的にたどり着けるかを考える力」
と言い換えることもできます。
プログラミングをしなくても身につく?
結論から言うと、プログラミングをしなくても、プログラミング的思考は身につきます。
例えば、
- 料理の手順を考える
- 仕事の段取りを整理する
- 勉強計画を立てる
こうした場面でも、
- 何から始めるか
- どんな順番がいいか
- 失敗したらどう直すか
を考えています。
つまり、日常の中でも使っている思考 です。
それでも「プログラミング」が注目される理由
では、なぜわざわざプログラミングが注目されるのでしょうか。
理由はとてもシンプルです。
考えた結果が、すぐに目に見えるから
プログラミングでは、
- 自分で考える
- 実行する
- 動く・動かないがすぐに分かる
という流れを、何度も体験できます。
例えば、小学生に人気のScratch(スクラッチ)や Minecraft(マインクラフト)では、
- キャラクターが動く
- ブロックを変えると結果も変わる
- 失敗しても、すぐにやり直せる
といったように、遊びながら学べる という大きなメリットがあります。
「こうしたらどうなるかな?」
「じゃあ、次はこうしてみよう」
そんな試行錯誤をくり返す中で、考える力は少しずつ育っていきます。
ただし、「プログラミング力がつくか」は別の話
一方で、Scratch や Minecraft ができるからといって、
そのまま本当の意味でのプログラミング力が身につくか というと、
少し注意が必要です。
実際のプログラミングでは、
- 英語で書かれたコードを読む力
- コードを書いて動かす力
- エラーを見て原因を考える力
といったスキルが求められます。
Scratch はブロックを組み合わせて処理を作るため、コードを「読む」「書く」という部分をあまり意識しなくても進められます。
そのため、本当のプログラミングで必要になる力とは、少し違う側面がある のも事実です。
もちろん、Scratch で学んだことが無駄になるわけではありません。
- 順番に処理する考え方
- 条件によって動きを変える考え方
- 試して、直して、また試す流れ
こうした 考え方の土台 は、その後のプログラミング学習でも確実に役立ちます。
ただ、個人的な考えとしては、
「プログラミングができるようになる」ためには、テキストでコードを書く本当のプログラミングに触れることが必要だと思っています。
Scratch ができるからといって、
- プログラミング関連の本が読める
- アプリやWebサービスが作れる
かというと、多くの場合、まだ難しいのが現実です。
Scratch はゴールではなく、次のステップにつながる入口。
そこから少しずつ、コードを読む・書く経験へ進んでいくことで、
はじめて「プログラミング力」と呼べるものが育っていきます。
AI時代だからこそ重要になる理由
今は、AIに聞けばそれっぽい答えがすぐに返ってきます。
とても便利ですが、
- なぜその答えなのか
- 他の方法はないのか
を考えないまま使ってしまうと、「考える力」は育ちません。
プログラミングでは、
- AIの答えを試す
- 動かなければ理由を考える
- 修正する
というプロセスが必要になります。
だからこそ、AI時代でも「考える力」を保ちやすい のです。
Crebitプログラミング教室が大切にしていること
Crebitプログラミング教室では、「基礎からしっかり学べる」こと を大切にしています。
難しいことを覚える前に、
- なぜそう書くのか
- どう考えればよいのか
- どこでつまずきやすいのか
といった考え方の土台 を丁寧に扱います。
その結果、ただ知識を覚えるのではなく、「自分の力で学び続けられる力」 が育っていきます。
まとめ
- プログラミング的思考は、日常でも使っている
- ただし、プログラミングができるようなるには、本当のプログラミングに触れる必要がある
- 大切なのは、答えより考える過程
もし、
「プログラミング的思考ってよく分からない」
と感じていたなら、それは とても自然な感覚 です。
まずは、手を動かしながら考える経験 を、少しずつ積み重ねてみてください。
